誇り高き一族の長

ティノ・ストリツァ(Tino Strița)

吸血鬼社会における純血吸血鬼の五つの一族のうちの一つ、ストリツァ家。

そんな彼はストリツァ四兄弟の長男にして一族を束ねる長。その肩書きから近寄り難い印象を受けるが、当の本人は明るく社交的な性格。

「大丈夫! 俺、怖くないから!」

吸血鬼らしからぬ行動をしては従者の女性に叱られるのはもはや日常茶飯事。

「ティノ様、目立つような行動は程々に!」

「え〜、悪いことしてないのに?」

好きな食べ物は甘いもの全般。最近ハマっているのは和菓子。

「う〜ん、この食感が良い…!」

「ティノ様! 甘味もいいですが、肉や野菜、果物など栄養のいいものも摂ってください!」

娯楽に関してはそれほど重要視していないが、カフェ巡りだけは別。何軒も立ち寄るほど好きである。必要があれば読書もするが、どちらかというと演劇やミュージカルを鑑賞するのが好き。

「家にある本は俺たち四兄弟が世界中を巡りに巡って蒐集してきた、いわば宝物さ。あ、本のことなら俺じゃなくてタラスに聞いてね」

愛する女性のためなら、自ら危険を冒すことを厭わない一面を持つ。彼女に危害を加えようとする輩は絶対に許さない。それだけ彼女のことが大好きであり、「護りたい、寄り添いたい、一緒にいたい」というのが彼の愛情表現。

「俺の彼女に手を出す奴は絶対許さない! 傷物にするなら尚更のこと!」

🍷

ティノのプロフィールを簡潔に書いてみたけど、人物(?)像が見え隠れするような感じになってしまった…。大丈夫だ、多分。

詳しいことはカヴァリエーレ第五章で書く(予定です)ので、今はここまでですかね。

次は誰を紹介しよう…?

※AI学習対策のためWMを入れています。WMなしのイラストはクロスフォリオにアップしています※

April Neun

四つの物語、カヴァリエーレという創作をやっております。